てづくりばくちゃん
久場 和代(くば かずよ)
埼玉県蕨市在住
4人家族 (旦那、中2男子、小6女子)
編み物、お裁縫が得意な母に育てられたにもかかわらず、不器用だった学生時代。
家庭科の課題(かっぽう着、スカート等々)を一人では仕上げられず、必ずこっそり母に頼んでいたという家庭科の落ちこぼれでした。
そんな私が、ものづくりに目覚めたのは15年前。
友人に誘われ作った、おそろいのバブーシュカ(三角巾)とウェストがゴムのスカート。
とても簡単なものでしたが、既製品にはないちょっとしたこだわりを取り入れつつ、好きな形で作れることに喜びを感じました。
それがきっかけで、服やバックを手作りするようになりました。
欲しいけどお店にはないものを、自分で形にしていけること。
これが楽しくなってきました。
さらにバッグ作りが大好きになったのは、9年前のことです。
母と二人で出かけたイギリス旅行。
キャスキッドソンのお店に行くのを、楽しみにしていました。
実際に行くと、たくさんの素敵な生地が並んでいて大興奮!!
ですが、生地は今までとはくらべものにならないくらい値段が高く、
失敗したらもったいない…と、自分で形にする自信が持てず、製品になったバックや小物を買って帰国しました。
帰国して改めて眺めたバッグたちは、私にはちょっと使いづらかったり、見えないところが雑に作られていたりと、旅行中は興奮して気づかなかったことに気づき少々がっかり…。
そしてお店に並んでいた生地たちの魅力が忘れられなかった私は、生地の個人輸入を始めたのです。
それまで扱っていた生地と値段が3倍以上違う、高価な生地。
ハサミを入れるだけでドキドキ。
サイズ、ポケットの数、持ち手の長さ、表地と裏地の組み合わせ…
カタチはシンプル。
だけど、こだわってこだわって世界で一つの、私が持ちたいバッグを作りました。
出来上がったバッグは、自分でもびっくりするくらい素敵なもの♡
これは、私が手作りをする理由をひっくり返す出来事でした。
それまでの私は、こんな考え方をしていました。
作るのは楽しい。
ただし、既製品より高いものを作るのでは意味がない。
安くできるから手作りしよう。
それが、こんな考え方に変わったんです。
本当に大好きな生地で作ったバッグは、なんて愛おしいのだろう。
そして、自分の為だけに、自分のこだわりをたくさん詰め込んだ
"世界で一つだけ、私だけのバッグ"
これが出来上がっていくことは、なんて楽しいんだろう‼︎
これは手作りだからできることなんだ‼︎
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バッグづくりの楽しさに目覚めてからは、普段使いのバックはほとんど手作り。
自分で作ったバッグをもって出かけるのはもちろん、作っている時間が私にとってとても楽しい時間です。
もし、自分以外の人のためにバッグを作ったら…
世界に一つだけの自分のためのバッグが出来上がるワクワクを分かち合える。
そして、作るバッグが増えると、私がますますワクワクできる♪
そんな思いでてづくりばくちゃんを始めました(^▽^)
美味しいものを食べること、お菓子を作ることが大好き。
休日は野球少年を一眼レフ片手に追い回す日々を送っていましたが、
思春期男子に写真撮らないで~と言われて、さて、どうやって応援しますかね
なんて思いながら日々過ごしています(笑)
Facebook、Instagramでは日々のことをつづっています。
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